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運命がレモンを与えたらレモネードを作る努力をしよう。とこかで読んだ気がする、マダムラペはレモンパイを焼きます。レモンパイは夢の味がするのよ。
そうそう数日前　お祝いのデコレーションケーキ７台の予約が有り　お店をやりながらはチョツト大変だったけど、可愛いケーキ次々出来上がると　楽しくウキウキしちゃいますよね。ラズベリーのシフォンケーキ　生クリームにもラズベリーを入れてピンクが可愛いでしょう？ラペの畑で採れたベリーよ。おまけに　トマトカレーの仕込みもチラッと見せちゃいますね。　

すっかりエグモルトの虜になってしまったマダムラペ、　ホテルも城塞の町で探すことにしたのです。建物は１７世紀の石造り　プロヴァンスの布地がベット、テーブル、クッションにふんだんに使われてバスルームのタイルもソレイヤード？すべてがマダムラペ好み。　そしてレストランがこの旅一番心に残った素晴らしい思い出です。夜の町を歩いていると　モスグリーンのテーブルクロスのレストラン、看板は猫が跳びかかっている、もう絶対ここにする　ドアを開けるとマダムとおばあさんがダンスしているではありませんか。　開店まえのひと踊りよ、さあさあとうぞテーブルへと案内される。壁はワインの木箱の板切れが埋めこまれ、趣味の良い骨董品がそれもユニークな物ばかり置かれていて　お料理もオードブルからデザートまでおしゃれです。
シェフとマダムとの写真、踊っていたおばーさんが重たいカメラね　ちゃんと写せるかしら？とシャッターを切ったのです。とっても良く撮れているでしょ？

カングーで、せっかくお買い物に出かけたのに４月のうそのような雪　フロントガラスに降りかかる、ワイパーなんて追いつかない　そのうち雲の中を走っているように前が真っ白　どこが道なのか前の車のライトさえ見えない、世界でたった一人残されたような恐怖さえ感じる、後ろの席で白いアジサイの鉢が倒れた　そうそう白い大輪のバラもカサブランカもエメラルドのような花びらの花も買ったのよね。少し心が落ちく。そして　ラペのログまでカングー上れるかしら？この荷物？えーどうしましょう？心配しながらなんとか無事帰れました。さてラペのカングーは上れたと思う？
　　　

南フランス、エグモルト。時の流れに見捨てられた城塞都市。哀しいくらい美しい町並み。その言葉に惹か
れて、いにしえの中世にしのびこんだのです。もう心はふるえるようなロマンにドキドキです。城壁の入り口、カルデット門をくぐるとサンルイ広場までまっすぐ歩けません、溜息のでるほど素敵お店ばかり、あれもこれもラペに連れて帰りたい。いにしえの町並みは現代のアーティストの作品であふれていました。

ログハウスの本を読みカシスのお酒を飲んでいる時につけた名前　ログとカシス（愛称カッチ）
ブルーの目が綺麗でしょう?１２歳兄妹です。夕方フランス人とカナダ人のスキーのインストラクターのお客様、カッチとログはラペのスターだね、ですって。